白老で26万羽処分 北海道の鳥インフル発生農場 網走は完了
約52万羽が対象となっている白老町の農場では、16日午前に殺処分を開始。道や国、市町村、JAとまこまい広域の職員、自衛隊など500人を超す人員を連日動員し、殺処分や死体の埋設などの防疫措置を進めた。これまでに死体を入れたフレコン2039個を埋却した。
道の見通しでは、殺処分開始から10日間で全ての殺処分の完了、12日間で全ての防疫措置の完了を目指す。現在、作業は順調に進んでいるとした。
網走市の農場では、16日夜に殺処分が始まった。18日午前までにエミュー486羽と鶏115羽の全ての対象を殺処分した。エミューの防疫措置は全国初で、防疫措置全体が完了する日程は未定。
同農場では18日、殺処分に使う注射器の針で作業員がけがをする事故があったことも明らかにした。病院で手当てを受け、大事には至っていないとしている。
日本政策金融公庫は18日、鳥インフルエンザ発生を受けて相談窓口を設置したと発表した。
白老町の鳥インフルエンザ疑似患畜の殺処分では、道職員や自衛隊員らが連携し、18日時点で対象の約52万羽のうち、半数の26万羽超の処分を終えた。(動画は道提供)
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